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  • 執筆者の写真一宇ichiu

05-自分の人生は自分に責任がある

私たちはその時の自分の都合で、自分で自分の周りや出来事に、「〇」だ「×」だと色んなレッテルを張っています。そしてそのレッテルに一喜一憂しています。 周りに「○」をたくさん付けている人は、おのずと幸せになれます。では「×」ばかりを付けている人は、どんな人生を送ることになるのでしょうか。皆さんお分かりですよね。不平不満や不安だらけの人生になってしまいます。

ついつい自分の周りに「×」を付けてしまう。そして、「×ばっかり!」と言って不安がったり、その「×」と戦わなければいけなくなります。では、その「×」は一体だれが付けたのでしょう? そう、間違いなく自分が付けているのです。自分が付けた「×」におびえたり、戦ったりしているのです。どうですか? そんなことやっていませんか?

つまり、すべては自分が生み出し、作り上げている世界に生きているのです。そこに気づくと、自分が作り出したことだから、自分でどうにでもなるということがわかってきます。これが、「自分の人生は自分に責任がある、自分が責任を負う」ということです。 「自分の人生の責任は、全て自分にあるんだよ。」というと、「じゃ私が悪いんですか!?」という人が中にはいます。良いとか悪いとかを言っているのではありません。「自分の人生の責任は全て自分にある。」ということを認めたときに、自分の人生が自分のものになるのです。

しかし「そうは言っても、あいつが、こいつが !」「お父さんが、お母さんが! 旦那が! 会社が! 社会が!」と他者のせいにする人がいます。しかし、「あいつが、こいつが・・!」と言っている間に問題は解決したのでしょうか。問題はさらに大きくなっているのではないですか?

「あいつが、こいつが!」と言っている間は、自分の幸せは「あいつ、こいつ」次第ということになります。 「あいつ、こいつ」に自分の人生を、幸せを委ねているということになります。しかも、自分にとって一番都合の悪い相手にです。

それで本当に自分の望む幸せが手に入るのでしょうか。「あいつがこいつが自分の都合のいいように変わってくれたなら、私は幸せになれるのに!」「過去の出来事が変わってくれたらいいのに!」と言っているようなものです。そんな感覚どこかにありませんか? しかし、それって可能なのでしょうか? 永遠に無理ですよね。ただ腹が立つだけです。

しかし、それをやっているのも自分なんだということを認めたときに、そして自分の人生は自分に責任があるということを認めたときに、自分の人生が自分の元に帰ってくるのです。 そうすることで、初めて問題解決のスタートラインに立つことができます。 「自分の人生には全て自分に責任がある。だから自分でどうにでもなる。」と気付いた時に、初めて自分の思い通りに物事が動きはじめ、自分の人生が歩めるのです。


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