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  • 一宇ichiu

歌を歌えなくなった女性③

私「そしたら私の言葉の後を続けてごらん」


森「はい」


私「私は」


彼女は涙でしばらく声が出ません。

森「…私は」


私「歌えない苦しみを通じて」


彼女は嗚咽混じりでやっと私の言葉の後を復唱します。

森「歌えない苦しみを通じて」


私「歌えない人たちの苦しみがわかる自分になろうと思いました」


私「しかし、もう私には歌えない苦しみを通じてと言う前提条件は、必要ありません。たったいま、終了します!」


彼女の嗚咽が止まりません。

私「どんな気持ちかな?」


森「もの凄く、ごめんなさいっていうのが湧いてきました(涙)」


私「誰にあやまりたい?」


森「私がバカにしていた人たちに謝りたかったです」


私「そうだよね。じゃ、しっかりイメージの中でいいから謝ってごらん。本当にすいませんでしたって」


森「さっき復唱しながらずっと、ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさいっていう気持ちが湧いてきました。本当にごめんなさい」


私「そうか。やっと解放されたね」


森「ありがとうございます」


私「そしたらね、今古い契約は破棄したね。今から新しい契約を結ぼう。今までご縁のあった方々、これからご縁があるだろう方々、そして自分自身に向かって、さらには全宇宙に向かってしっかり宣言をするよ」


森「はい」


私「私は」


森「私は」


私「今まで学んだ優しさや、思いやりや、真の強さを使って、みんなと一緒に心地よい場を作り、笑顔で幸せになります」


森「今まで学んだ優しさや、思いやりや、真の強さを使って、みんなと一緒に心地よい場を作り、笑顔で幸せになります」


私「どんな気持ちかな?」


森「さっきの自分の中の、すごい後悔っていうか、罪悪感というか、ごめんなさいという気持ちが消えました。スッキリしました」


私「良かったね。そこの反省の部分が重要だった」


森「ありがとうございました」


彼女が前世から引きずってきていた罪悪感や、自責の念を手放すことが出来ました。前世を明らかにしたわけではありませんが、彼女を支配していた奥底の思考パターンを明らかにすることが出来ました。

それは「自分が歌が上手になれば、また傲慢な自分になって、人を傷つけグループがバラバラになってしまう。だから今回は、歌を歌えないという辛くみじめな状況を、自分が体験することによって、人の苦しみがわかる自分になろう。そして、皆が笑顔で集える場を作ろう」という計画をもって、生まれてきていたようです。


オンラインサロンに参加されていた、直近のセラピスト養成上級講座を受けていた内田さんの感想です。

「契約解除ってすごいなと思います。核心をつくと顔が変わるのと、ちょっと言いよどむところ。歌えない苦しみを通じてっていうところが、とてもしんどそうでした。やっぱり自分で、そこの部分にブロックをかけてたんだなーっていうのを、実感しながら見せてもらってました。やっぱり、自分で気づくことが大事なんだな。人から言われることじゃなくて、自分の感覚が大切。その感覚を先生が的確に誘導していくのを見て勉強になりました。ありがとうございました」


さらに、木村さんの感想です。

「フォレストの前世療法って、前世を見ることが目的ではなくて、問題の本質を見ると言うことなんだなと言うことが良くわかりました。催眠状態になっていなくっても、ご本人をそこの問題まで運んできてあげれば、かなり解決することができるんだなと言うことを、最近感じているので、素晴らしいお手本のセッション見せていただきました。ありがとうございました」


少し落ち着いた森さんご本人の感想です。

「これ、前世とかを信じてない人も受けた方がいいと思います。やっぱり、傲慢さって自分で信じたくないないと思ってても、絶対どっかに潜んでる。前世からの引きずってきたものって、生きてる限りあるんですよね。心当たりというか。多分これ全然前世とか信じてない人でも、きっと響くていうか、前世とか関係なく、これってセッションとして成り立ちますよね。

あなたが前世でそうだったんですよって言われて、すごく腑に落ちる感じがありました。

ありがとうございました。」



何度も言いますが、反省というのがキーワードになる場合が多いようです。もともと反省をして、色んな課題としての苦しいとか辛いとかいう体験を自分に課しています。しかし、反省が足りなかったりとか、まだ優しくなれてないとか、人のせいにしているとか、そういう時にはその悩みは続くことになります。根本の原因、ここでは例えば傲慢さとかが解消されてないということですからね。

悩みというのは自分に課した課題のことですから。だから自分が設定した「こういう自分になりたい」というライン。「優しく思いやりがある自分」とか「勇気があって器の大きい自分」とか、そこまで自分が行き着いてるかどうかが、課題を手放せるかどうかの条件になるようです。そこに行き着くための課題が今の悩みは問題ですから。


しかし、その設定したゴールが必要以上に高い時があります。なぜ高いかって言うと、罪悪感が強すぎるから。「こんな自分ではだめだ、だめだ、だめだ」そうやって自分を責め続けて、ゴールをずっと先延ばしにしている人もいます。

そういう時はその罪悪感を解消してあげる必要があります。もうゴールに入っていいんだよって、自分を許してあげる必要があります



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