何度も言いますが、その『本当の意味』とは、「世の中には、本来素晴らしいことしか起きていない。」ということです。
辛いこと苦しいことは確かに起きますが、悪いことが起きているわけではないのです。信号の例でもわかるように、その時の自分にとって都合が悪いと「悪いことが起きている」、都合が良いと「良いことが起きた」と、私たちが勝手に意味づけをしているだけなのです。ただ勘違いをしているだけなのです。しかし、本当の意味に気づいた時には全てが「ありがとう」に変わります。
色んな本や、様々な人が「全てに感謝をしなさい」と言っています。そして、多くの人が「全てに感謝しなくっちゃ」と思っています。確かに素晴らしいことです。しかし、「感謝しなさい」「感謝しなくっちゃ」と言っている間は、まだ違うんです。だって根底には「感謝できない」という思いがありますからね。本当に感謝している時は、「感謝しなくっちゃ」なんて思っていませんから。
「感謝しなくっちゃ」と思っている間は、「立派な人、素晴らしい人にならなくちゃ」「我慢しなくっちゃ」と言っているようなものです。しかし無理や我慢は、いずれ限界が来て爆発します。
ですから、幸せな人生を歩むコツは「感謝しなくっちゃ !」をするのではなくて、「本当の意味に気づける自分になる」事なのです。その本当の意味とは「本来、素晴らしいことしか起きていない」ということです。その本当の意味に気づいた瞬間、自動的にすべてが感謝に変わり「ありがとう」になるのです。
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